
6月は梅雨の季節
どんよりとした空が多い時期.......梅雨の時期はマイナスのイメージが多いですが、水不足になりがちな真夏前の大地を潤してくれる大切な「恵みの雨」
梅の実を仕込んだり楽しい時間を過ごしましょう。
《 バラの育て方Q&A 》
この時期に多い初心者の方の質問にお答えさせていただきます。
Q、ゾウムシやコガネムシに困っています。よい捕獲方法を知りたいです。
A、ゾウムシは逃げ足が本当に早いですね。
私は、早朝パトロールをします。
大切な蕾をワクワクして楽しみにしていると、ステムのところが折れ曲がっている.......そんな時、ゾウムシと対決しないといけないと思う季節です。なるべく早朝パトロールで補殺する事。
被害を受けた枝は必ず
カットして捨てる事
卵が産み付けられている可能性があるからです。
暑くなってくると、コガネムシの食事をしている所に遭遇します。
触ると死んだフリをするコガネムシ
その時は必ず
紙袋を用意する事
コガネムシの糞で汚れてしまうので、紙袋の中に落として袋を閉じてゴミにしましょう。
Q、開花期の水やりは?
A、蕾がついていれば、環境にもよりますか1週間に3~4回
1株あたり15リットル以上水やりをすると花弁が伸びて花形が整います。
水やりは基本の作業ですが10年すれば上手になると言われる位、簡単だからこそバラの顔色をみながら与えるタイミングが大切です。
品種により少し異なるので毎日観察されてみてくださいね。
Q、今年は昨年よりも蕾が少ないように思うのですが、手入れの方法は?
A、その年の開花は昨年の株がどのようにしっかりと育ったか?という事に、つながります。
夏の病害虫を防げたか?という事も大切です。葉の数が少ないと十分に光合成できていない事になるので、エネルギーを蓄えられていません。また冬の肥料も大切です。
雨の時期の黒星病、高温乾燥時期のハダニにも気をつけて葉も大切に育ててあげてみてください。冬のボカシ肥料を施すのも忘れずになさってみてくださいね。
《 バラを大切にしている方に....... 》
またバラを育てるのに、記録をつけるのが大切なポイントです。
☆どんな薬剤を使用して散布したか
(昨年の記録が重宝します)
☆何月何日にどんな天気で散布したか
(来年の散布目安になるので大切)
☆同じ薬剤を連続して使いすぎない事
(病害虫に耐性かついてしまいきかなくなる事があるので記録を参考に)
この時期にお手入れと思っても、環境が毎年異なります。昨年うまくいっても今年も同じ方法が通用するわけではありません。
そのために、バラにとって記録がとっても大切。
お庭、ベランダ、テラスは生き物。
バラを育てる皆さんの悩みは尽きませんよね。
この時期はバラ園などに出掛けて、カタログにはない本当の美しさ、花つき、丈夫さ、木の性質などをよく観察して育てたい新しい苗選びをされてはいかがでしょうか???
ぜひ!癒しの時間をお楽しみください。
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