
これから蒸し暑い日が続く季節・・・
雨振る重たく感じる空気は人間の身体にも影響があるようです。
そんな時は、ハーブなどの自然な香りを上手く生活に取り入れて日々の暮しを爽やかにしましょう!
《 ハーブはどんな植物・・・? 》
古来より人々は身近な植物の力を生活の中に取り入れてきました。
生薬などを染色、防虫、殺菌など宗教の儀式に用いたりしてきました。
ハーブは香りのある植物です。
その香りは、料理やハーブティー、ハーブバス、クラフトなどさまざまに利用出来て暮しを豊かにしてくれます。
どんな種類があるの?と質問をいただくことがあります。
ハーブの中には、大きくわけると草本類と木本類にわけることが出来ます。
『 草本類のハーブ 』
草花系のハーブ。
その中でも1年草、多年草、球根にわけられます。
★1年草ハーブ
種の生長から1年以内に花が咲き種が出来ると枯れてしまう植物
・バジル
・ナスタチュウム
・シソ
・ボリジ
・ジャーマンカモミール
・コリアンダー
など・・・
★多年草ハーブ
花が咲いて種が出来ても枯れずに生き残り長年楽しめるハーブ
・オレガノ
・レモンバーム
・ミント
・レモングラス
・ステビア
・メキシカンスイートハーブ
★球根ハーブ
地下茎が肥大して養分を蓄えるハーブ
・チャイブ
『 木本類ハーブ 』
樹木ハーブでなかでも常緑樹と落葉樹木にわけられます。
★常緑樹木ハーブ
・ラベンダー
・ローズマリー
・ユーカリ
・カレープランツ
★落葉樹木ハーブ
・ライラック
・ハニーサックル
中でも地域や環境により宿根草でも暑さや寒さに弱く1年草扱いとされるハーブもあります。
これからの時期は、高温多湿になるので乗り切るには・・・
風とうし
が大切
株元に風が通りやすいように間引き剪定をしてあげる事
また地面からの照り返しの熱から守ってあげることも大切です。
《 この時期オススメ・・・ラベンダー 》
優しいラベンダーの香りは古代ローマ時代から楽しまれていました。
その時代には、沐浴として傷の炎症や痛みをやわらげるために使われていました。
ラベンダーは大きくわけるとイングリッシュ系、フレンチ系、プテロストエカス系にわけられます。
★イングリッシュ系
・ラベンダーグロッソ
・ラベンダープロバンス
・ラベンダースーパーセビリアンブルー
・ラベンダーコモンアルバ
・ラベンダーヒドコート
★フレンチ系
・ラベンダーストエカスエンジェル
・ラベンダーストエカスアルバ
・ラベンダーデンタータ
・ラベンダーウィリディス
・ラベンダーストエカスシルバーウィング
・ラベンダーストエカスピッパ
ラベンダーは花のみに香りがあると思われていることが多いのですが全草に含まれます。(中でも蕾に精油成分が多いとされています。)精油抽出に多く利用されるラバンドゥラ系のL.angustifoliaはイギリスで品種改良が進んだ事からイングリッシュラベンダーとも呼ばれています。
香りが高い品種、観賞用のお花を楽しむ品種、寒さに強い品種など形状や生態から色々なグループにわかれます。
耐寒性や耐暑性も異なるので環境や目的にあった品種選びをするとよいでしょう。
★育てたラベンダー収穫と使い方
品種により7月下旬まで咲きます。
花を利用する時には、蕾の状態か2輪ほど咲いた位で収穫するとよいでしょう。
〈 ラベンダーティ 〉
ドライやフレッシュでリラックスティに・・・
フレッシュを収穫したら軽くたたいてからアイスティーやレモンウォーターなどにプラスするのがオススメ。
〈 料理やお菓子 〉
フレッシュラベンダーは料理に添えたり、ラベンダービネガーやラベンダーオイルにしたり砂糖漬けにしてお菓子に使用してもリラックスデザートとして楽しまれて下さい。
〈 フラワーアレンジ 〉
他のお花とのミックスアレンジもキレイですが、ラベンダーだけで飾るのもオススメ
ドライにする場合には飾ってからではなく早めに風とうしのよい場所に逆さに吊り下げておくと簡単にドライフラワーになります。
ぜひ!ラベンダースティックを手づくりして寝室の枕元に・・・リラックスしておやすみください。
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