
そろそろ芒種の季節・・・
野菜も実り初夏の花も満開になります。
種が出来ないように花がら摘みや切り戻しに精を出すと病気にもならなく美しくガーデンフラワーを保つ事が出来ます。
気温も高くなりインテリアフラワーとして楽しんでいる切花も長持ちしにくくなります。
どのように・・・毎日気をつけると切花がキレイに長持ちするでしょうか?
《 切花を長持ちさせる重要なコツ・・・ 》
夏のような暑さになると長持ちしなく・・・どうしたら?よいのですか??という質問を沢山いただきます。
それは、気温と微生物の働きによるもの。花瓶の水中のバクテリアが関係しています。(大学研究室の微生物を培養していた事を思い出してしまいます。)
1番のpointは・・・
『水を腐らせない事と上手な水揚げ方法』
皆さんがご家庭で簡単に出来るpointは・・・
☆水を毎日とりかえる
☆水をとりかえる際は必ず切り戻しをする
☆花器は中性洗剤で洗ったり漂白剤を使用したりして清潔に保つ(毎回洗剤を使用して洗ってあげましょう)
☆直射日光が当たったり高温になる場所(TVサイドは暑くなるので注意)
☆煙草の煙やエチレンガスが発生する場所からは遠ざける
☆よく切れるハサミを使用する
☆花ハサミやナイフを汚れをとりのぞき清潔に保つ
(専用のクリーナーを使ったりして清潔に。gardeningをなさる方は植物が病気の原因になるので注意しましょう。また塩素系の漂白剤などは鉄の花ハサミが錆びるので注意が必要です。)
毎回の水のとりかえは・・・
『水の中のバクテリアを増やさないための対策』
切り戻しは・・・
『切り口についているバクテリアをカットする事で水があがりやすくなります』
《 花別の水揚げ方法のコツ 》
いつも作業している水揚げ
花も種類により水揚げ方法が異なります。
全種類のお花をご紹介出来ないので初夏から出回っている花を中心に・・・
☆アガパンサス
水きり
☆アストランティア
水きり、湯揚げ
深水につけてあげる事が大切
☆アルストロメリア
水きり
品質保持剤が有効
☆イキシア
水きり
☆クチナシ
湯揚げ
品質保持剤が有効
☆グロリオサ
湯揚げまたは空切り
☆ケイトウ
湯揚げまたは水きり
カビに注意
☆サンタンカ
湯揚げ
樹液が出るので水かえと切り戻しもマメにする事
☆スモークツリー
割り
乾燥に弱いのでエアコンの風に注意
☆デルフィニウム(ジャイアント系)
湯揚げまたは水きり
湯揚げは10秒位
☆デルフィニウム(シネンシス系)
湯揚げまたは水きり
(小さめの蕾が多くない時は空切り)
☆フウセントウワタ
湯揚げまたは水きり
白樹液をしっかりと出してから湯揚げ
☆ライラック
表皮をむいて割り
など・・・
この季節は、ガーデンローズの美しい季節のため早めの切り戻しで飾りたい季節。
もしカットしたガーデンローズが水下がってしまったときには・・・・・湯揚げをしてあげるとよいでしょう。
またガーデンローズは品質保持剤が有効なので使用してあげるとより長く楽しむ事が出来るでしょう。
切花をキレイに保つための工夫を・・・お試し下さい。
(もし上記のお花以外で水揚げ方法に迷ったらご相談下さい。)
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