
秋は空気も乾燥して、植物も生育しているために水の消費も多く以外と水切れを起こしてしまう季節。
先日、ダリアの品種のお話しをしていたのですが・・・GARDENでの質問を多くいただきました。参考にしていただけるとうれしいです。
「美しい花を咲かせるために知っておきたいpoint」は・・・
《 GARDENで美しいダリアを楽しむコツ 》
8月には生育が停滞して花の質が落ちる時期で・・9月から生育が再開して肥料を与えて支柱の準備をする季節でした。
ダリアが最も美しい季節はどんなことに気をつけたらよいのでしょうか?
☆ 肥料
次々に花を咲かせるために、肥料が大切です。肥料不足になると花数が少なく花の質も悪くなってしまうので、肥料切れおこさないように注意しましょう。
9月に緩効性肥料を与えた後に、鉢植えはさらに液体肥料を2週間に一回の割合で与えてあげると美しい花を咲かせるでしょう。
(肥料は、窒素×リン酸×カリが等量の緩効性肥料がよいでしょう。)
☆ 花がら摘み
花弁がバラつきはじめたら花がら摘みをしましょう。ハサミを使用する場合には、ウイルス病の心配があるので消毒してから使用しましょう。
手で摘みとる場合には、茎をひねって取り除きましょう。
(花弁が落ちるまでは、インテリアにプラスしてアレンジメントで楽しまれて下さい。)
☆ 芽かき
小輪タイプのダリアは必要ありません。沢山わき芽を出させて花数を増やしてあげるとよいでしょう。
背丈の高いダリアは、枝裂けや倒れる原因になるので芽かきが必要です。
芽かきとは、わき芽を取り除く事。
葉のつけ根が沢山のわき芽が出るため、小さなうちに(茎が柔らかく手でとれる時期に行うのがpoint)取り除きましょう。
☆ 摘蕾
主蕾の両サイドにも花をつけるため、大きな美しいお花を咲かせたい場合には側蕾を2本とも取り除きましょう。(大輪種の場合)
中輪種と小輪種の場合は、主蕾を取り除き側蕾の2輪を咲かせるとよいでしょう。
シングル咲きと極小輪のダリアは行いません。
11月下旬になると、少しずつ株が枯れはじめて休眠状態の準備をはじめます。
12月には、掘りあげて来年に備えます。
貯蔵する場合には、ピートモスかバーミキュライトに埋めて5度前後の冷暗所で保存するとよいでしょう。
《 沢山咲かせた後の楽しみ 》
シングル咲きは、種が出来る事が多いのが特徴です。
シードポットが残り茶色になってから種を収穫・・・来年親と違う姿のダリアを咲かせるので、それも楽しみに1輪だけ種をつけさせて保存してあげましょう。
(11月過ぎると、だんだんと花数が減り花も小さくなってきます。その頃から休眠状態に入っていく準備期間です。)
少し早めに花がら摘みをしてお部屋でアレンジメントとして楽しみましょう。
ダリアは、印象的なお花なため1輪でも絵になります。
ダリアの色にあわせて葉ものをあわせてあげるとさらに美しい仕上りになるでしょう。
例えば・・・
・ バニラカラーのダリアに可愛らしくライトグリーンのリーフ
・ 黒蝶のようなレッドブラックに大人っぽくブロンズリーフ
寒さへの準備の季節・・・
GARDENとアレンジメントの両方でお楽しみ下さい。
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