
今年の暑さにも負けずに毎年咲いてくれているルリマツリ。
目にも涼しいスカイブルーなので、この時期には嬉しいオススメガーデニングフラワーです。
《 ルリマツリを次々咲かせるコツ 》
ルリマツリは、爽やかなブルーの花を繰り返し楽しめる丈夫で育てやすい植物。花径2~3cm程度の花を手毬状に咲かせとても人気があります。育てるコツを覚えてかわいい花を次々咲かせて楽しみましょう。
ルリマツリは……
イソマツ科の半耐寒性常緑低木
☆開花期→5月~10月。
☆別名プルンバゴ。
☆花色は、青紫と白。
☆日当たりと風通しが良く、水はけの良い用土を好みます。
☆樹高は、50cm~1.5mです。半つる性なので、背が高くなってくると枝先が少し垂れてきます。支柱やトレリス、お庭の柵などにやわらかくよりそって育っている姿が素敵。
『 上手なルリマツリの育て方 』
☆屋外の日の良く当たる事
☆風通しの良い場所が好き
日があまり当たらないと、花付きや生育が悪くなるので植え込み場所は注意しましょう。
(関東以西の温暖な地域では、戸外で冬越しが可能。霜が降りる地域は、室内に取り込む必要があり。)
☆水やり
土の表面が乾き始めたらたっぷり。
真夏の水やりは、朝または夕方涼しい時間帯にしましょう。真夏の日中に水をあげると蒸れてしまうので注意が必要。
(冬は地上部が枯れますが、根は生きているので忘れずにお水を与えてください。冬の水やりは寒い時間帯だと根が凍ってしまうので、暖かい時間帯にあげるようにしましょう。冬はやや乾燥気味で大丈夫。)
☆肥料
植え付け時に与え、その後は花が次々と咲く時期は、水やりを兼ねて液体肥料を週に1回程度施すか、緩効性肥料を月に1回程度あげましょう。冬は肥料与えないで大丈夫。
『 ルリマツリを沢山咲かせるコツ 』
ルリマツリの花を次々と咲かせるためには、咲き終わった花がらを早めに取ることが大切。
はさみを使って、咲き終わった花の花首からこまめに摘み取りましょう。切るときは、新しい花芽が出てきている部分を見つけてその上の部分でカットすると、すぐに次の花が咲きます。
これから咲くつぼみを間違えてカットしないようにしましょう。
大きくなりすぎて困る場合は、枝をかなり短く切り詰めても大丈夫。節々からよく芽を出してくれます。枝が旺盛に伸びるので、大きくなってきたらトレリスなどに絡ませると美しく育ちます。小さく育てたいなら切り戻してわき芽を出させます。
鉢植えだと花つきがあまり良くないので、地植えで育てたいところです。
『 ルリマツリがかかりやすい病害虫 』
ルリマツリはそれほど病害虫に苦労する植物ではありません。
(まれにアブラムシやハダニが発生することがあります。アブラムシやハダニは植物の栄養を吸い取ってしまうため、植物の生育が悪くなります。みつけたら早めに薬剤を使って駆除しましょう。ハダニは高温乾燥期に発生しやすく、水が苦手です。夏の涼しい時間帯に水やりをする時、葉と株全体に水をかけてあげるとハダニの予防になります。)
『 ルリマツリの主な品種 』
普通に販売されているオーリキュラータの青紫花の以外にもいくつか品種や種類がありますが、店頭で見かける機会はそれほど多くありません。
○オーリキュラータ(P. auriculata)
青紫花を咲かせます。白花種(アルバ)もあります。花色は環境などによって濃淡が出ることがあります。
○インディカ(P. Indica):赤紫や赤い花をつけます
○セイロンマツリ(P. zeylanica):白い花をつけます
今年は暑い日が続いているので、乾燥期には夕方の気温が下がってきた時間にシリンジしてあげるとハダニ予防になるでしょう。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様体調を崩されませんようご自愛くださいね。
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