
夢見月になると春の香りを感じます。
この時期は植物が春の活動をはじめているので……水やりにも注意が必要です。
水切れしないように観察しながら開花株の花には水をかけないようにしてあげましょう。
No.1に続いて…………
吸水フォームの正しい使い方についての解決をさせていただきます。
《 吸水フォームの使い方 Q&A 》
?Question
浅い器を使う時に吸水フォームを使う時にどうすればよいですか?
answer
少ない花材でしたら…お皿にそのままおいて楽しむ事もできますが……花材を使用した時には固定する必要があります。
1、皿にピンホルダーと呼ばれるプラスチック製のピンを使用します。
2、ピンホルダーを皿に固定させるために専用のガム状の接着剤を使って固定します。(ピンホルダーの底に接着剤をつけて皿に貼ります)
3、ピンホルダーの突起部分に吸水フォームを刺して固定してお花をアレンジしていきます。
『 注意したいpoint 』
私はガム状の接着剤としてアクアフィックスを使用しています。
しっかりと固定するため、粘着力が強いのが特徴です。そのため大切なお皿などに付着する可能性があります。
そのためお気に入りのお皿には防水テープを貼っておくことをオススメします。防水テープを貼る事で強力な接着剤の付着を防げます。
?Question
アレンジメントしている時に吸水フォームの挿し方がよくわかりません。特に沢山のお花を使用してアレンジしていると茎がぶつかってしまいます。なかなか上手く挿す事が出来なく困っています。
answer
吸水フォームへの挿し方は、とても大切です。
挿し方に注意しないとアレンジメントの形が崩れたり水分補給が出来ない場合もあります。そのため仕上りやその後の花もちに影響してきます。
〈吸水フォームの上手な挿し方〉
1、お花は切り口の表面積が広いほど水の吸い上げがよくなるので、出来るだけ鋭角にカットしてあげましょう。
2、茎をしっかりともって吸水フォームに対して真っ直ぐに挿します。
3、茎を挿す時に、深さが重要です。
草ものならば約2~3センチ位、枝ものや花の重さがあるものや太い茎のお花などは4~5センチを目安にしましょう。
☆point
・茎を挿す時に浅かったりすると茎がぐらついたり抜ける原因になるのでしっかりと挿すようにしましょう。
・挿し直しする場合には、切り口をカットして新しい部分に挿すようします。
お花をはじめたばかりの方が1番してしまう事があります・・・
バランスが悪いと思ってお花の位置をかえるために茎を吸水フォームから茎をうかしてしまう事があります。そうすると吸水フォームと茎との間に空間が出来て花は水を吸い上げる事が出来なくしおれてしまいます。挿し直しをしてあげることをオススメします。
☆question
使用後の吸水フォームはどのようにしたらよいですか?
answer
吸水フォームはプラスチック製品です。
分別はプラスチックやビニールと同じなので自治体の分別に従って下さい。
(分別は製造メーカーによって異なるため確認をしましょう)
廃棄する時には、手でギュッと絞って水を出して小さくして捨てましょう。
吸水フォームはとても便利で使いやすくてオススメな花留めです。
初心者にとって花を留める道具を使う事は少しハードルが高いのかもしれません。
でも簡単な花留めアイテムとして
・枝
・小石
・ワイヤー
・ビー玉
・流木
などもオススメ花留めです。
口径の広い器に一本・・・という時にも枝を十文字にしたりや枝を交差させて器の中にセットすると外れる事なく少量の花材もバランスよく留める事が出来ます。
ぜひ!吸水フォームだけでなくお気に入りの雑貨を使ってお花を楽しまれて下さい。