
暑さも落ち着いてきて、人間と同じように夏の疲れが出てくる植物も……
夏バテで弱ってしまった植物も涼風で生育を再開し始める季節でもあります。
まだ残暑が続きますが、夜温が低下し始めると秋のガーデニングが出来る合図。
秋にはハーブのお手入れはどのようにしたらよいでしょうか……???
《 秋ハーブしごと 》
夏越しさせていたハーブたちは、そろそろ太陽の光が当たる場所に移動してあげる季節です。
この時期は、秋の長雨の心配も必要。雨による加湿で株が痛み…枯れてしまう事もあるので、ハーブの種類により直接雨が当たらない場所に移動してあげましょう。
雨や加湿に弱いハーブ→セージ、タイム、ラベンダー
(水のやりすぎに注意しましょう。)
秋に種まき出来るハーブは沢山あり人気ハーブは→チャイブ、パセリ、ミント、タイム、オレガノ、カモミール、セージ、フェンネル、ルッコラ、レモンバームなど……
お料理にも使えるハーブが沢山なのでオススメです。
人気の秋ハーブのお手入れは……
☆レモンバーム
収穫の季節。
秋の日差しになったら太陽光のよく当たる場所へ移動。
9月下旬になると…種まきやさし芽も可能です。
肥料きれすると、葉が小さくなったり香りも悪くなります。9月下旬にはチッソ×リン酸×カリが等倍になった肥料を与えるとよいでしょう。
☆ローズマリー
今は、開花期で香り高いローズマリーが収穫出来る季節です。
秋の長雨などで、空中湿度が高くなるので風とうしのよい場所に移動したり……庭植えの場合は間引き収穫をして風とうしを確保してあげましょう。
土の中も湿度が高くなるので…水やりは乾いてから与える事。水のやりすぎには注意しましょう。
☆バジル
バジルも10月まで開花期で収穫期です。
種が出来てしまうと株が消耗してしまうので、花芽は摘みとって長く収穫出来るようにしましょう。
生育して大きくなっている時期にため、水切れも注意しましょう。
アフリカンブルーバジルなどの種が出来ない品種はさし芽をして冬越し準備をしておく事が必要です。
(さし芽は15cm位にカットして3~4節の下葉は取り除き、水の蒸散をおさえるために残りの葉は半分にカットする。新しい赤玉土の小粒に挿して半日陰で管理しましょう。)
☆ミント
太陽光が大好きなミント。
でもお料理に使う場合には、少し柔らかく育てるほうが美味しくいただけてオススメ。お料理用であれば、半日陰で…。
またアップルミントやパイナップルミントは強い日光が苦手なため半日陰で育ててあげるとよいでしょう。
ミントは、肥料を与えすぎると香りがなくなるので注意が必要です。
この時期はベランダがmintの香りでいっぱい……それは開花期であるために香り高いミントになっています。
私オススメmintは……『チョコミント』
葉色がディープカラーリーフでチョコレートをイメージさせる大人なmint
香りも優しいチョコ香りにラストノートが柔らかいミントの香りで……とても癒されます。
秋には、ハーブ苗も沢山販売され、種まきの季節。
冬にはしっかりと充実した株に生育しているように、この時期にハーブガーデンプランを考えてはいかがでしょうか???